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2009/3/7北アルプス・槍ヶ岳

2009年03月08日 12:11

日付が変わる頃新穂高の駐車場に到着。今回は単独でなく再来週東京マラソンを控えたMN氏と厳冬の槍の穂先を狙う。

4時駐車場(1000m)発の予定だったがダラ寝してしまったり出発後の忘れ物で、結局5時ぐらいのスタートになる。はっきり言ってこれでは遅すぎ。
5時半過ぎ夜が白んでくる。快晴。
明るくなった林道をショートカットを挿み快適に飛ばし白出沢(1550m)までは問題なし。夏道をシールを効かせてハイクするが、道が不明瞭でわかりづらい。右俣谷沿いに河原を行けば楽チンだということに気づいたのは帰路のことである。
真新しいデブリが夥しい。特にチビ谷のそれは例年にも増して凄かった。おそらく昨日の雨がもたらしたのだろ。デブリのブロックがカチカチに凍っていて歩きづらい事この上ない。適宜板を脱いだり履いたりで時間を食う。

滝谷からも例年にも増して斜面の凹凸が激しく歩きづらい。しかし…モナカ。それも極上のモナカ。ここまでの悪雪はじめてである。これも昨日の雨のせいだろう。これで帰りは号泣決定、俄然やる気がなくなる。
そのうちMN氏のペースがどんどん落ちてくる。槍平(10:00 1990m)で待つこと10分。具合を聞くと膝が痛いという。東京マラソンにむけてロードワークのオーバーワークが祟ったらしい。
仕方ない一人で行くか…ここでMN氏とは別れ単独で槍を目指す。この時点で穂先は諦めロープやハーネスをデポ、飛騨乗越までの残りの標高差1000mを歩き出す。

下部は両岸からのデブリと本谷に残るかなり前のデブリが奇怪な自然の造詣を作っていた。相変わらずのモナカだったが2200m辺りから重雪に変わってくる。昨夜ここらは雪が積もったのだろう。標高を上げるにつれてパックされたパウダーに変わってくる。ラッセルがつらくなる反面、これは期待・大だ!
最上部はアイスバーン。猛烈な風が吹く中、クトーを効かせクタクタになり稜線まで上りきる(13:40 3010m)。激風、立っていることができない。這いつくばうようにして槍の写真を収めそそくさと下山する。

北アルプスの大パノラマを見ながら広大な飛騨沢を貸切でかっ飛ばす。わお、生きてるってなんて素晴らしいんだ!
槍平で大休止(14:40)。標高が落ちるとポカポカと春の陽気。しかしここからが案の定本山行の核心だった。板をまわせず、そのくせスピードだけはえらいぐらいにかっ飛ぶ激悪モナカと凸凹斜面のミックスに大苦戦。先週の四ツ岳なんかこれに比べりゃ子供だましだ。
斜面に苦戦し、ヘロヘロになりながら駐車場についた(17:30)。やれやれ明るいうちに帰れて良かった。

しかし飛騨乗越までというのに山屋としては大いに不満が残る。今度行くときはもっと早起きして絶対穂先に登ろう。もちろん厳冬期、今度は2月に挑戦だ。



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