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2009/4/18北アルプス・唐松岳唐松沢Dルンゼ

2009年04月28日 23:04

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ゲレンデトップから2時間弱のハイクでドロップポイントのお手軽ラインです。下部は無名沢を登り返した。お手軽なれどルンゼの規模は壮大。日本離れしています。
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頸城・天狗原山~火打山縦走写真集

2009年04月20日 20:42

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杉ノ沢橋からの天狗原山

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中間尾根からの金山大斜面

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天狗原山東面大斜面

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焼山が見えてきました

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焼山からの火打山

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焼山南東大斜面

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焼山北面台地

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火打山頂からの妙高山

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高谷池

相変わらず写真がヘタくそです…

2009/4/11頸城・天狗原山~火打山縦走

2009年04月19日 22:07

【快晴 標高差2350m 単独】
今年の例年にない暖冬はビールを飲むには良いのだがスキーをやるにはちとほろ苦すぎる。
そんな暖冬でも良いことがある。妙高杉ノ原スキー場があまりの寡雪で早々にクローズし、笹ヶ峰への除雪が4月上旬に開通したことだ。もともとスキー畑出身でない僕にとって北信や頸城は未だ未知の山塊、その山並みを思うとき血沸き肉踊ると共に不思議と静謐な思いにもなる。

早朝4:30笹ヶ峰の最終除雪地点から出発。仄暗い闇の中をハイクするが空を見上げると満天の星空…天の川が見える。杉ノ沢橋まで黙々と歩く。後続の単独者がひたひたと後を着いてきてなんか怖い(読んでたらスイマセン)。
真川と滝沢の中間尾根に取りつき天狗原を目指す。急な斜面でクトーをつけて登るが台地に登る最後にクレバスが開いていてシートラーゲンで登る。曙光がこれから登る天狗原や焼山を照らし美しい。あとは尾根の上を快適にハイク。天狗原には8:10に到着した。
休まず金山までハイクし金山8:30到着、雨飾、、、そして後立山が、美しい。
ここから目指す焼山まではアップダウンがあり少々面倒臭そうだが、シールを履いたり脱いだり、スキーを担いだりアイゼンを履いたりで10:30には焼山に到着した。
まるで5月のような最高の陽気、山頂で笹倉温泉からの山スキーヤーとしばし歓談。彼はこれから北面台地、僕はこれから火打を目指す。お互いの健闘を祈り握手。

焼山から火打を目指すのは容易でない。稜線は痩せ尾根でスキー登高には向かない。山スキーヤーとしてはそんなラインは美しくない。それよりもスキーを脱がない美しいラインを目指したい…ということで焼山山頂から800mほど滑り込んで影火打への入り口となるルンゼへ。焼山北面は溶岩台地で複雑な地形をしている。影火打へと登るこの斜面も迷路のような地形の一端にあり、正確に地図を読めないとあとでえらく苦労することになる。

火打山山頂13:20分。少し休んで快適な斜面を豪快にかっ飛ばし、あっという間に高谷池ヒュッテへ。ヒュッテにはスキーが一台雪面に刺さっていた。誰か泊まっているのだろう。

ヒュッテから少し滑り込んで富士見平へと登り返す。ここで4人のボーダー組と遭遇。今日は紺屋池で宴会らしい。羨ましい…

そのまま僕は夏道沿いに笹ヶ峰へ下山。14:50に駐車場に到着した。まるで夏のような陽気。でも一日素晴らしい天気に恵まれ最高のマウンテン・トリップを過ごすことができた。

【笹ヶ峰1300m4:40~天狗原山2197m8:30~金山2245m8:30~焼山2400m10:30~火打山2461m13:20~笹ヶ峰14:50】

越後駒ヶ岳写真集

2009年04月07日 23:02

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荒沢岳

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石抱橋の状況

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越後駒遠望

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中ノ岳

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山頂から見る巻機山方面

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北ノ又川

2009/4/4上越・越後駒ヶ岳

2009年04月05日 22:49

【曇り 標高差1200m 単独】
最近北アルプス山行が多かったのでちと毛色を変えて上越・越後三山を目指す。越後駒をやるためだ。越後駒…夏冬問わず足繁く通ったこの山の剛毅な山容に僕は惚れている。加えて中ノ岳・八海山という個性に富んだ兄弟分を従えた越後の雄は越後平野をあまねく照らしているかのようにすっくと聳え立っている。

前夜小出のコンビニで仮眠し朝6時の奥只見シルバーラインが開通する時間に間に合わせ出発する。6時15分に一番乗りで銀山平・石抱橋に到着。続々と後続車がやってくる。準備をしているとトラブル発生。ハイドレーションからクエン酸ドリンクが漏れてブーツのインナーがびっしょり濡れてしまった…今期はこの手のトラブルが多発している。北海道・大雪に行ったときなど荷物一式を詰め込んだダッフルバッグの中のポン酒の蓋が半開きになっていて、衣類が全て奈良漬のようになっていたという事件もあった。時間がなかったのでそのまま宅急便で自宅まで送ったのだが、数日後東京でバッグを開いたときの凄惨な状況はここで書くまでもない。自分の適当さにはいい加減呆れる。

到着は一番だったがそんなこんなで出発は他のパーティー・単独者に遅れをとる。まだ朝も早いので雪面は締まっており高速道路状態で快適。道行山までのハイクで先行者全員抜き去る。道行山からは少々のアップダウンが出てくるが全部シールをつけたままこなす。展望はバッチリだったが朝から高曇りで少し寒々しい。しかし道行山からの越後駒の展望はなかなか素晴らしいもんだ。

小倉山を経て駒ノ小屋手前の最急斜面でクトーを装着する。まだ雪面がカチカチでちと怖い。半分ほど埋まっている駒ノ小屋を横目に見ながらそのまま休まず山頂へ。山頂到着は10時半。山頂は弱い風が吹いていて少し寒い。写真を撮ってすぐ下山。山頂直下はモナカでちと悪かったが、すぐに快適なアイスバーンに変わる。さすが100名山、次々とスキーヤーがハイクアップしてくる。

さすがに昼近くなってくると雪が重くなってくる。傾斜がなくなると板が走らない。道行山への登り返しはシールを張り直し山頂で入念にワックスを塗り直す。あとは一気に石抱橋まで下山するだけ。春は名のみの寒さ…というわけにはいかず、この日も小出では15℃を越える温かさとなった。

◆石抱橋777m6:40~道行山1298m8:30~小倉山1378m9:15~越後駒ヶ岳2002m10:30~道行山1298m11:20~石抱橋777m12:10

雲ノ平周遊写真集

2009年03月26日 19:36

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初日のテン場。奥に見えるのは滝谷

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槍ヶ岳逍遥

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双六谷の大斜面

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双六山頂からの有名な槍の眺望

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三俣蓮華山頂から

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黒部最源流

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黒部川に滑り込む

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黒部川の景色

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雲ノ平。凄すぎ…

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雲ノ平。凄すぎ…ここは北海道?

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雲ノ平ヒュッテは屋根だけ。ここは南極?

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再び黒部川へ

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黒部残照

3日目はまったく写真なし。撮影する余力ゼロでした…

2009/3/22北アルプス下山

2009年03月24日 05:39

【22日 暴風雨 標高差1200m】
昨日の失敗の轍を踏み慎重になって1時半起床。沢山お茶を飲み3時に出発。昨夜あれほど見えていた星空が今は何ひとつ見えない。ヘッ電で2661mピークまで黙々と進む。あれ?なんか急な斜面だ、クトーが効かないなあ…夜が白んでくると自分の遥か下に障害物のない500mの急斜面が…おお、下手なフリーソロの百倍危険だ。慌てて引き返す。

稜線に出ると夜が完全に白み始める。しかし暗雲につつまれ濃密なガス。それにも増して強烈な風。スキーを脱いでクランポン登高に切り換える。三俣蓮華まで登りきるともはや暴風雪。こんな強烈な風は久しぶりだ。というか…これってやばくないか?立っていられない。少し歩いては耐風姿勢になって風をやり過ごす。風の呼吸を読んで歩くが、時間を追うにつれ風は益々強くなる。予定していた低気圧の接近が早まったようだ。

双六につく頃には立っていられないほどの風になる。文字通り立っていられない。僕は体重が70キロ以上あり山で風によろめくなんて経験は一度たりとなかったが、この稜線歩きで数回風で吹き飛ばされる。文字通り体ごと吹き飛ばされるんだ。もはや視界ゼロ。これ以上登ることは不可能だ!
ヤバい。とりあえず稜線を離れないと。GPSを頼りに夏の巻き道沿いに降りてゆくが風は少し弱くなった程度で一向に収まらない。相変わらず視界ゼロ。これ以上動くのは危険だ。崖地形の唯一風がしのげるポイントがあったので雪洞を掘って急場をしのいだ。このポイントがなければかなりヤバかっただろう。。。それでも雪洞の中は風もなく穏やかだ。全身びしょ濡れではあったがお茶でも沸かし人心地つく。

さてここは標高2600mの世界。下界までは夏ならまる2日の世界だ。どうやって帰る?こんな風じゃ一歩も歩けないだろ。わかってるのかお前?遭難寸前なんだぜ。
わかってるよ。でもどうすりゃいいんだ?少ない食糧だがまだ2~3日は粘れる。それに3月なら冬型なんていつまでも続かないさ。少し寝よう。

4時間ほどのビバーク。強がってみたが寒さのため一睡も出来ず。どうする?風も少し弱くなってきたか…よし行こうじゃないか。決意して外に出たが決意を揺るがすには十分の暴風雪。しかし行くしかない。双六小屋経由で谷を下降し、大ノマ乗越を経て新穂高に下山するのが最善だろう。GPSを頼りに標高を下げると風は収まるも今度は雨。3月の北アルプスの雨である。全身びしょ濡れ、この標高でこの状態でビバークは有り得ない。気合いでガンガン降る。あっという間に大ノマ乗越への取り付き2180mポイントまで降る。

大ノマ乗越までの急斜面を雪崩を警戒しながら一気に駆け上がるが、稜線に出ると相変わらずの暴風雨。たまらん、早く降りよう。ここまで来れば安全圏はもう少しだ!
大ノマ乗越からの大斜面もほとんどアルペンターンでこなす。テレマークターンをこなすにはあまりにも疲れていた。小池新道合流点までたどり着くとさすがに風はやみ後は小降りの雨だけ。なんとかなるものである。いくつかのデブリを越えあとは新穂高まで降るだけ。いやハッキリいって疲れました。

◆祖父沢出合2080m3:00~2661mピーク5:20~三俣蓮華岳7:00~双六小屋2540m10:20~大ノマ乗越取付2170m15:20~大ノマ乗越16:30~小池新道出合1500m17:40~新穂高温泉1000m18:40

2009/3/20~22北アルプス・雲ノ平周遊

2009年03月23日 22:26

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始めに断っておくとこのラインは天候上の理由から当初予定していたラインとはだいぶ異なるものとなった。
20日の未明から降り始めた生暖かい雨は昼前まで降り続くことになり、午前1時出発を予定していた本来の攻撃的なラインはこれでオミットとなった。
そこで前から気になっていた3月の雲ノ平にでも行ってみるかということで、まだ深いガスの立ち込める蒲田川左俣をひとり歩き始めたのだった…。

【20日 曇りのち晴れ 標高差1300m】

雨が降った後の重い雪の上をハイクアップ。途中15名ほどのワカン軍団を追い抜く。
ところどころ右岸の支沢から猛烈なデブリが林道を覆い尽くしているが、その規模たるや3月上旬に行った右俣よりも遥かに大きい。雪崩が大地をえぐりとるその異様な光景に唖然とする。

小池新道からはさらに濃くなったガスの中GPSを頼りに進むがデブリの徒渉に難儀。視界があればもっと効率の良いラインでハイクできるはずだが…今は無理。ただ機械のように歩くのみである。
双六ワンデイスキーのラインはこのまま小池新道を弓折岳方面へダイレクトに登るが今日は鏡平にて泊まる予定なので道を分かつ。鏡平に出る直前であれほど濃厚だったがガスがパッと晴れる。おお、槍穂!初めて来るけどここは絶好の展望台じゃないか。こんな素敵なところで今日は泊まれるんだ。「I am here!」

さて新兵器「U.L.ドームシェルター」ポール含めて760gという画期的な自立式のツエルトだが設営も簡単、居住性も申し分ないのだがやはり通気性には問題がある。夜半結露が氷結しツエルト内が氷の城のようになっていた。

◆新穂高温泉1000m10:10~ワサビ平小屋11:40~小池新道合流点~鏡平2300m14:30(泊)

【21日 快晴 標高差1400m】
3時起床の予定が起きたら5時。自分のテイタラクに罵声をあげながら急いで茶漬けをかきこみ、用足しに外に出てみると槍の背後から見事な日輪。寝坊はしたが幸先の良いスタート。

朝イチの弓折への斜面を登るがカリカリである。クトーを効かせ歩くが最後はクランポンに履き替えながら慎重に登る。稜線は結構な風が吹き荒れている。ここ弓折岳からは双六谷目指してひたすら高度を落とさないようにトラバースするが、朝イチのカリカリ斜面のトラバースはちと怖い。双六谷に入ってからは無木立の斜面をゆっくりハイクし山頂到着は10:00。稜線に出るといきなりの強風で歩きにくい事この上ない。三俣蓮華までの縦走路を背中の槍に励まされながらひたすらシール張りっぱなしで歩く。三俣蓮華からは目指す祖父岳とみんなの大好きな雲ノ平の優美な溶岩台地がようやく見えてきた。そしてその背後には薬師、立山・剣、そして後立山のあこがれの銀嶺の峰々が…この光景に触れ合った瞬間にまた新しい山旅が始まるのかもしれない。

三俣山荘まで快適なテレマークターンでかっ飛ばし、小休憩の後黒部川へ。さすがにこの時間になってくると雪が悪くなってくる。重荷を背負っての試練のテレマークなのである。黒部川はこんな最源流でも釜が開いている場所があった。無風・快晴・無音、まるで禅の世界。ふと雲ノ平の急斜面を眺めるていると遠くカモシカが登っているのが豆粒のように見える。同じ日本に居ながら限りなく遠くに生きている生命の姿を見るとどうしようもなく深い感慨におそわれる。ヤツは僕に問う。「お前は全力で生きているのか?」

祖父岳の登りはいきなりの急斜面。最後はクランポンに履き替えダガーポジションでキックをきめながらの落ちたらサヨナラのシビアな登り。この斜面を登るのは時間帯を選ぶだろう。台地に上がってからはみんなの大好きな雲ノ平のイメージ通りのゆるやかなな登り。楽しい。
強風の祖父を早々に立ち去り奥ノ平へ。正面には黒部五郎岳。昔登った雷岩ボルダーがよく見える。雲ノ平ヒュッテは屋根の頭しか見えていなかった。
茫漠とした時間が流れる。ザックを下ろしウイスキーをチビりとやる。

祖父沢と祖母沢の疎林快適なザラメ中間斜面をぶっ飛ばす。こんなとこで何かあったら取り返しがつかないとわかりつつも、生来の飛ばし屋魂を押さえられずぶっ飛ばす。あっという間に黒部川・祖父沢の出合いへ到着。針葉樹に囲まれた静かな素敵な場所だ。僕は一辺でここが好きになってしまったんだ。早速ツエルトを張り釜の開いた黒部川に水を汲みにいく。片足川に落ちたが大した被害ではない。酒を飲んでるうちにそんなことも忘れてしまった。ここ、今ここにいるという不思議。ちょうど5ヶ月前の晩秋にやはり単独で同じ場所でツエルトを張っていた。
あの時も考えていた。「人が自由になれるには?」

◆鏡平2300m6:20~弓折岳7:20~双六谷2400m8:50~双六岳2860m10:00~三俣蓮華岳11:10~三俣山荘11:40~黒部川2400m12:30~祖父岳2823m14:10~雲ノ平経由祖父沢出合2080m15:30(泊)

槍ヶ岳写真集

2009年03月10日 20:05

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滝谷

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チビ谷の激しいデブリ


リッジに木が一本。ジョルジュ・デ・キリコの絵画のようになんか不思議

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とおく黒部方面を望む

槍の穂先。飛騨乗越からはこのショットが精一杯
激風の中の槍の穂先。飛騨乗越からはこのショットが精一杯

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飛騨沢の巨大バーン。写真じゃスケール感がわからない

2009/3/7北アルプス・槍ヶ岳

2009年03月08日 12:11

日付が変わる頃新穂高の駐車場に到着。今回は単独でなく再来週東京マラソンを控えたMN氏と厳冬の槍の穂先を狙う。

4時駐車場(1000m)発の予定だったがダラ寝してしまったり出発後の忘れ物で、結局5時ぐらいのスタートになる。はっきり言ってこれでは遅すぎ。
5時半過ぎ夜が白んでくる。快晴。
明るくなった林道をショートカットを挿み快適に飛ばし白出沢(1550m)までは問題なし。夏道をシールを効かせてハイクするが、道が不明瞭でわかりづらい。右俣谷沿いに河原を行けば楽チンだということに気づいたのは帰路のことである。
真新しいデブリが夥しい。特にチビ谷のそれは例年にも増して凄かった。おそらく昨日の雨がもたらしたのだろ。デブリのブロックがカチカチに凍っていて歩きづらい事この上ない。適宜板を脱いだり履いたりで時間を食う。

滝谷からも例年にも増して斜面の凹凸が激しく歩きづらい。しかし…モナカ。それも極上のモナカ。ここまでの悪雪はじめてである。これも昨日の雨のせいだろう。これで帰りは号泣決定、俄然やる気がなくなる。
そのうちMN氏のペースがどんどん落ちてくる。槍平(10:00 1990m)で待つこと10分。具合を聞くと膝が痛いという。東京マラソンにむけてロードワークのオーバーワークが祟ったらしい。
仕方ない一人で行くか…ここでMN氏とは別れ単独で槍を目指す。この時点で穂先は諦めロープやハーネスをデポ、飛騨乗越までの残りの標高差1000mを歩き出す。

下部は両岸からのデブリと本谷に残るかなり前のデブリが奇怪な自然の造詣を作っていた。相変わらずのモナカだったが2200m辺りから重雪に変わってくる。昨夜ここらは雪が積もったのだろう。標高を上げるにつれてパックされたパウダーに変わってくる。ラッセルがつらくなる反面、これは期待・大だ!
最上部はアイスバーン。猛烈な風が吹く中、クトーを効かせクタクタになり稜線まで上りきる(13:40 3010m)。激風、立っていることができない。這いつくばうようにして槍の写真を収めそそくさと下山する。

北アルプスの大パノラマを見ながら広大な飛騨沢を貸切でかっ飛ばす。わお、生きてるってなんて素晴らしいんだ!
槍平で大休止(14:40)。標高が落ちるとポカポカと春の陽気。しかしここからが案の定本山行の核心だった。板をまわせず、そのくせスピードだけはえらいぐらいにかっ飛ぶ激悪モナカと凸凹斜面のミックスに大苦戦。先週の四ツ岳なんかこれに比べりゃ子供だましだ。
斜面に苦戦し、ヘロヘロになりながら駐車場についた(17:30)。やれやれ明るいうちに帰れて良かった。

しかし飛騨乗越までというのに山屋としては大いに不満が残る。今度行くときはもっと早起きして絶対穂先に登ろう。もちろん厳冬期、今度は2月に挑戦だ。



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